1級土木施工管理技士一次検定|【測量】頻出テーマTOP8とオリジナル予想問題10問(R1〜R7)

rinkoyu32
  • 測量の問題、細かい数値のひっかけが多くて苦手…
  • 対回数とか観測方向数とか、どっちがどっちか混乱する…
  • 本番でケアレスミスをして、無駄に点を落としたくない…

こんにちは、B監督です!

測量分野は細かい数値の規定や似た用語が多く、本試験で「あれ、どっちだっけ?」と迷って事故りやすい分野です。そこで今回は、令和元年(R1)から令和7年(R7)の過去問傾向を参考に、測量の「頻出テーマTOP8」と「予想問題10問」をまとめました。


この記事を活用すれば、よく出るひっかけの型が整理でき、測量分野を得点源にしやすくなります。測量は出題パターンが比較的はっきりしているので、正しい「型」を覚えていきましょう。

頻出テーマ→予想問題→頻出テーマ→予想問題の2週をこなせれば最高です!
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B監督
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一次検定の勉強は、過去問を回して「頻出だけ固める」のが最短です。
過去問PDFが手元にない人は、まず年度別にまとまっている記事から揃えると一気に楽になります。

あわせて、同じ形式(頻出テーマ+予想問題10問)でまとめた分野もあります。

頻出テーマTOP8(測量)

1. 鉛直角観測の対回数

結論:TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正反の観測を1対回とする。
ひっかけ:水平角観測の規定と混同させる文脈を作り、鉛直角観測の対回数を「2対回」「3対回」などと数値を増やして騙す。
根拠:R1年、R3年、R5年、R7年に出題

2. 測定値の採用方法 

結論:取得された鉛直角観測値や距離測定値はすべて採用し、その平均値を用いる。
ひっかけ:「すべて採用する」という正しい前半に繋げて、平均値ではなく「最小値を用いる」など結論をすり替えて騙す。
根拠:R1年、R2年、R4年、R6年に出題

3. 気象測定の場所とタイミング

結論:気温や気圧の気象測定は、TSを整置した測点で、距離測定の開始直前または終了直後に行う。
ひっかけ:測定場所をTS側ではなく反射鏡側と誤認させ、「反射鏡を整置した測点のみで行う」と限定して騙す。
根拠:R1年、R3年、R4年、R6年に出題

4. 水平角観測の観測方向数 

結論:TSでの水平角観測において、対回内の観測方向数は5方向以下とする。
ひっかけ:多数の方向を一度に観測できるように装い、観測方向数を「10方向以下」など大きな数値に書き換えて騙す。
根拠:R3年、R5年、R7年に出題

5. 標準大気圧による気象補正 

結論:4級基準点測量では、現場での実測ではなく標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。
ひっかけ:簡略化された補正方法があらゆる測量で使えると誤認させ、「2級・3級基準点測量」でも適用できるとして騙す。
根拠:R2年、R6年に出題

6. 同時観測の原則 

結論:水平角観測、鉛直角観測、距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とする。
ひっかけ:「同時に行う」ことから視準も複数回必要だと錯覚させ、「2視準で同時に行う」など視準回数を不正に増やして騙す。
根拠:R2年、R5年に出題

7. 観測の記録方法 

結論:観測の記録はデータコレクタを用い、用いない場合は観測手簿に記載する。
ひっかけ:データコレクタを使わない場合の基本対応を問うのに、観測手簿以外の不適切な記録媒体を指定して騙す。
根拠:R3年、R6年に出題

8. 器械高などの測定単位 

結論:TSでは、器械高、反射鏡高および目標高の測定は、ミリメートル位まで正確に行う。
ひっかけ:設置は大雑把でも良いと誤認させ、「センチメートル位まで」と粗い単位に言い換えて騙す。
根拠:R4年に出題

予想問題10問(測量)

問1(鉛直角観測の対回数)/難易度:標準

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正及び反の観測を2対回とする。
イ:TSでの観測は、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その平均値を用いる。
ウ:TSでの距離測定に伴う気温及び気圧の測定は、TSを整置した測点で距離測定の開始直前または終了直後に行う。
エ:TSでの水平角観測において、対回内の観測方向数は5方向以下とする。

Q
正解は?

【正解】
【解説】TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正及び反の観測を1対回とします。2対回とするのは誤りです。

【ひっかけ】鉛直角観測の規定回数(1対回)を、数値を増やして「2対回」と言い換えて騙しています。
【根拠】R1年、R3年、R5年、R7年に出題

問2(測定値の採用方法)/難易度:本試験レベル

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:4級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。
イ:TSでは、水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とする。
ウ:TSでの観測の記録はデータコレクタを用い、用いない場合には観測手簿に手書きで記載する。
エ:TSでの観測は、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その最小値を用いる。

Q
正解は?

【正解】
【解説】取得された鉛直角観測値や距離測定値はすべて採用し、その平均値を用います。最小値を用いるのではありません。

【ひっかけ】「すべて採用する」という正しい流れに繋げた上で、結論だけを平均値→最小値にすり替えて騙しています。
【根拠】R1年、R2年、R4年、R6年に出題

問3(気象測定の場所とタイミング)/難易度:標準

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでは、器械高、反射鏡高及び目標高の測定は、ミリメートル位まで正確に行う。
イ:TSでの距離測定に伴う気温及び気圧の測定は、反射鏡を整置した測点のみで行う。
ウ:TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正及び反の観測を1対回とする。
エ:TSでの水平角観測において、対回内の観測方向数は5方向以下とする。

Q
正解は?

【正解】
【解説】気温や気圧の気象測定は、TSを整置した測点で、距離測定の開始直前または終了直後に行います。「反射鏡を整置した測点のみ」は誤りです。

【ひっかけ】測定場所(TSを整置した測点)を、反射鏡側に限定する言い方にすり替えて騙しています。
【根拠】R1年、R3年、R4年、R6年に出題

問4(水平角観測の観測方向数)/難易度:標準

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでの観測は、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その平均値を用いる。
イ:4級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。
ウ:TSでの水平角観測において、対回内の観測方向数は10方向以下とする。
エ:TSでの観測の記録はデータコレクタを用い、用いない場合には観測手簿に記載する。

Q
正解は?

【正解】
【解説】TSでの水平角観測において、対回内の観測方向数は5方向以下とします。10方向以下とするのは誤りです。

【ひっかけ】5方向以下という制限を、数値を大きくして「10方向以下」と書き換えて騙しています。
【根拠】R3年、R5年、R7年に出題

問5(標準大気圧による気象補正)/難易度:易しい

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:2級及び3級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。
イ:TSでの距離測定に伴う気温及び気圧の測定は、TSを整置した測点で、距離測定の開始直前または終了直後に行う。
ウ:TSでは、水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とする。
エ:TSでは、器械高、反射鏡高及び目標高の測定は、ミリメートル位まで正確に行う。

Q
正解は?

【正解】
【解説】標準大気圧を用いて気象補正を行うことができるのは、4級基準点測量においてです。2級および3級基準点測量では現場での実測が必要です。

【ひっかけ】適用できる等級(4級)を、2級・3級にすり替えて騙しています。
【根拠】R2年、R6年に出題

問6(同時観測の原則)/難易度:標準

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正及び反の観測を1対回とする。
イ:TSでの観測は、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その平均値を用いる。
ウ:TSでの観測の記録はデータコレクタを用い、用いない場合には観測手簿に記載する。
エ:TSでは、水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、2視準で同時に行うことを原則とする。

Q
正解は?

【正解】
【解説】水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とします。2視準とするのは誤りです。

【ひっかけ】「同時観測=視準も複数必要」と錯覚させ、1視準→2視準に増やして騙しています。
【根拠】R2年、R5年に出題

問7(観測の記録方法)/難易度:易しい

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでの水平角観測において、対回内の観測方向数は5方向以下とする。
イ:4級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。
ウ:TSでの観測の記録はデータコレクタを用いるが、これを用いない場合には観測手簿への記載を省略できる。
エ:TSでは、水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とする。

Q
正解は?

【正解】
【解説】データコレクタを用いない場合であっても、観測結果は観測手簿に手書きで記載する必要があります。省略することはできません。

【ひっかけ】「記録を省略できる」と手順を飛ばさせる“省略誘導”の罠です。
【根拠】R3年、R6年に出題

問8(器械高などの測定単位)/難易度:易しい

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正及び反の観測を1対回とする。
イ:TSでは、器械高、反射鏡高及び目標高の測定は、センチメートル位まで正確に行う。
ウ:TSでの距離測定に伴う気温及び気圧の測定は、TSを整置した測点で、距離測定の開始直前または終了直後に行う。
エ:4級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。

Q
正解は?

【正解】
【解説】器械高、反射鏡高及び目標高の測定は、ミリメートル位まで正確に行います。センチメートル位までとするのは誤りです。

【ひっかけ】ミリメートル位を「センチメートル位」と粗い単位に言い換えて騙しています。
【根拠】R4年に出題

問9(鉛直角観測の対回数)/難易度:本試験レベル

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでの観測は、取得された鉛直角観測値及び距離測定値はすべて採用し、その平均値を用いる。
イ:TSでの水平角観測において、対回内の観測方向数は5方向以下とする。
ウ:TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正及び反の観測を3対回とする。
エ:TSでは、器械高、反射鏡高及び目標高の測定は、ミリメートル位まで正確に行う。

Q
正解は?

【正解】
【解説】TSでの鉛直角観測は、望遠鏡正及び反の観測を1対回とします。3対回とするのは誤りです。

【ひっかけ】鉛直角の規定回数(1対回)を、数値を増やしてすり替える罠です。
【根拠】R1年、R3年、R5年、R7年に出題

問10(気象測定の場所とタイミング)/難易度:本試験レベル

TS(トータルステーション)を用いて行う測量に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア:TSでは、水平角観測、鉛直角観測及び距離測定は、1視準で同時に行うことを原則とする。
イ:TSでの観測の記録はデータコレクタを用い、用いない場合には観測手簿に記載する。
ウ:4級基準点測量においては、標準大気圧を用いて気象補正を行うことができる。
エ:TSでの距離測定に伴う気温及び気圧の測定は、反射鏡を整置した測点で、距離測定の開始直前または終了直後に行う。

Q
正解は?

【正解】
【解説】気温や気圧の気象測定は、TSを整置した測点で行います。反射鏡を整置した測点で行うのではありません。

【ひっかけ】タイミングは正しく書いた上で、測定場所だけをTSを整置した測点→反射鏡側にすり替えて騙しています。
【根拠】R1年、R3年、R4年、R6年に出題

ここまで読んだら、あとは過去問を回すだけです。まだ揃えてない人は年度別にダウンロードして、同じテーマを反復してください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ちゃんと2週しましたか??

測量は、覚えるポイントを絞れば必ず武器になります。今回の頻出テーマと予想問題を繰り返して、「迷う時間」を減らしていきましょう。最後まで諦めずに、一緒に合格を勝ち取りましょう!

今日が人生で1番若い日です。すんばらしい1日にしていきましょう。
ご安全に。

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スーパーゼネコン施工管理8年目(土木)
どうも、B監督です。 スーパーゼネコンで土木施工管理として9年目。施工計画・工程・安全・品質・協力会社との調整まで、現場の泥くさい実務をずっとやってます。 このブログでは、**「施工管理の仕事をわかりやすく、でも現場目線でリアルに」**をテーマに発信中。 若手が伸びるための考え方、段取りのコツ、ミスを減らす整理術、クレーン作業計画みたいな事故に直結する話まで、使える形にしてまとめています。 転勤族として子育てもしながら、仕事だけで人生が終わらない働き方も模索中。 建設業にいる人が「もう一段ラクに、強くなる」きっかけになればうれしいです。 趣味は愛犬(小次郎)と遊ぶこと。現場で削れたメンタルを回復してます。
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