【2025年最新版】土木現場監督におすすめの資格6選!全体スケジュール完備!|現場監督のたまり場
こんにちは!現場監督歴8年のB監督です。
土木業界でのキャリアアップには、資格取得が欠かせません。特に若手技術者にとって、資格はスキルを証明し、収入アップや信頼度向上にも繋がる大切なステップです。
この記事では、2025年度版のおすすめ土木資格6選について、試験時期、申し込み締切日、そしておすすめの参考書を解説・紹介いたします。
今年度受験を考えている方!私と一緒に頑張りましょう!!
資格が土木業界で重要な理由
- キャリアアップ: 管理者としての信頼性が向上。(名刺にも記載できる)
- スキル証明: 専門知識を持っていることを示せる。
- 収入アップ: 会社によっては資格手当がつく場合も多い。
資格を取得することで、次のキャリアステップが見えてきます!
2025年度版 土木資格6選
スケジュール表のPDF版ダウンロードはこちら。
このスケジュール表は2025年1月4日時点のものです。時期が近づいたら、各公式HPを確認しましょう。
あれ、技術士が入ってないズ?
情報量が多くなってしまうので、技術士はまた今度説明しますね!
測量士補
- 概要:
測量士補は、測量士の指示のもとで測量業務を補助する資格です。基礎的な測量の知識が求められ、建設現場や地形調査で役立ちます。 - スケジュールを確認
- ポイント:
測量業務を行うチームでの仕事が多い土木施工管理技士にとっても、測量の基本を学ぶことは重要です。特にキャリアの初期段階で役立つ資格です。
試験についての詳細は、国土地理院のHPをご確認ください!
私が入社した頃は、自分たちでトータルステーションを使って測量することが多くありました。しかし最近では労働時間削減のため、測量は外注することが多いです。そのため、今の若手現場監督は自らで測量する機会が少なっているんですね。
経験不足をカバーするために、基本的なことも学んでおくことは決して無駄になりません。
測量士補のおすすめテキストはこちら!
土木施工管理技士(2級)
- 概要:
土木施工管理技士(2級)は、若手現場監督が目指すべき第一歩となる資格です。土木の基本的な事項が学べるので0から学ぶ人にとってベストな資格といえます。比較的小規模な土木工事の主任技術者として働くことができます。 - スケジュールを確認
- ポイント:
2級には「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」の3種類の分野があり、取得した範囲内での施工管理が可能です。
試験についての詳細は、一般社団法人全国建設センターのHPをご確認ください!
土木施工管理技士2級のおすすめテキストはこちら!
土木施工管理技士(1級)
- 概要:
土木施工管理技士(1級)は、大規模な土木工事現場での施工管理や計画を主導する資格です。管理職や上位ポジションを目指す際には必須となります。 - スケジュールを確認
- ポイント:
土木工事に関するすべての分野で施工管理をすることができます。
試験についての詳細は、一般社団法人全国建設センターのHPをご確認ください!
1級 | 2級 | |
工事の規模 | 大規模な大規模な土木工事の施工管理を担当できる | 比較的小規模な土木工事の施工管理を担当できる |
請け負える工事金額 | 4,500万円以上(建築一式工事の場合は7,000万円以上) 主任技術者でも監理技術者でもOK | 4,500万円未満の工事現場で主任技術者のみOK |
分野 | 全ての土木工事 | 取得した分野のみ 「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」 |
※監理技術者になるためには、1級の資格取得後、監理技術者資格者証を受領し、監理技術者講習を受講しないといけません。
土木施工管理技士1級のおすすめテキストはこちら!
コンクリート技士
- 概要:
コンクリート技士は、コンクリートの品質管理を主に担当する資格です。 - スケジュールを確認
- ポイント:
現場でコンクリート打設や材料検査に直接関与する方に適しています。
試験についての詳細は、公益社団法人 日本コンクリート工学会のHPをご確認ください!
コンクリート技士のおすすめテキストはこちら!
現場で生コン打設がある時に、コンクリート技士で勉強したことは必ず役に立つんだズ。
コンクリート主任技士
- 概要:
コンクリート主任技士は、コンクリート技士の上位資格で、品質管理の計画や指導を行います。 - スケジュールを確認
- ポイント:
現場でのコンクリート打設のみを担当する場合は、主任技士まで取得する必要がないと私は思います。何方かと言えば、生コンプラントで上を目指す方は取得必須の資格になります。
試験についての詳細は、公益社団法人 日本コンクリート工学会のHPをご確認ください!
コンクリート主任技士のおすすめテキストはこちら!
コンクリート診断士
- 概要:
コンクリート診断士は、劣化調査や補修計画を立案する専門資格です。老朽化した構造物の延命措置に携わる際に求められます。 - スケジュールを確認
- ポイント:
日本では多くの橋梁やトンネルが供用後50年以上を迎え、劣化調査や適切な補修計画が急務となっています。診断士は、これらの課題に対応する専門家として、構造物の延命化を支え、国土強靭化に寄与します。
試験についての詳細は、公益社団法人 日本コンクリート工学会のHPをご確認ください!
大規模なリニューアル工事も増えてますよね。特にネクスコさんの床板取替工事など、高速道路では頻繁に見かけるようになりました。
診断士の観点から現場を巡視すると、いつもと違ったように現場が見えてきます。
コンクリート診断士のおすすめテキストはこちら!
論文対策を追加でしたい方におすすなのがこちら!
勉強時間の確保について
現場監督だと、朝早くから出勤して夜遅く退勤することが多いかと思います。また、仕事だけではなく、家庭での役割もある場合は、なおさら勉強する時間なんてないと思います。
ここでは、一般的なアドバイスをするのではなく、私がいつ勉強しているのかを述べさせていただきます!
私が勉強しているタイミング
仕事がある日
- 朝の通勤中の車内でyotubeの聞き流し。30分。(関連資格の動画は意外と探せばあります。)
- 12:00〜13:00の昼休み中の12:15〜12:45の30分。
- 寝る前の30〜90分。22:30には寝るようにしているので、帰る時間によって変動します。
仕事がない日
- どこかで時間を確保して2〜6時間
最近、我が家に長女が誕生したので、勉強時間はさらに確保するのが難しくなりそうです。
そんな時でも時間がないとは言わず、どうやって時間を作れるかに注力して、自己研鑽に励みたいと思います。
読者の皆さんも忙しいとは思いますが、ご自身のスキルアップのためにどうやって時間を作れるか考えてみてはいかかでしょうか!
まとめ
2025年度に注目すべき土木資格6選について、資格の概要、試験日程のスケジュール、参考書について解説・紹介しました。
資格取得は、業界での信頼性を高めるだけでなく、収入アップやキャリアの幅を広げる大きな一歩です。計画的に勉強を進め、ぜひ合格を目指してください!
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。次回の記事もお楽しみに!
それでは、ご安全に!
合格するためにも、同じ参考書を3〜5周しましょう。仕事が忙しくなると勉強する時間も減るので、とにかく計画的にコツコツ始めるのが合格への第一歩です!
ともに頑張りましょう!