【過去問解説】1級土木施工管理技士(一次)|仮設工事計画の留意事項(R4・R6・R7/問題B No.21)
<問題掲載について、全国建設研修センターが公開している過去問PDFを参照して解説しています>
こんにちは!B監督です。
本日は、一次検定で頻出の「仮設工事計画立案の留意事項」について、
令和4年/令和6年/令和7年の【問題B No.21】をまとめて解説します。
この分野は、計算ではなく「用語の意味」と「現場感」で点が取れるところ。
3年分まとめてやると、一気に定着します。
- 大手ゼネコン現場監督歴9年
- 1級土木、コンクリート技士、FP3級
今回解説する問題が出たら、ラッキー問題ですので、確実に点を取れるように仮設工事の計画の型をマスターしましょう!


結論:この論点は「4つの型」を覚えたら勝ち
仮設工事計画の留意事項は、ざっくりこの4つが軸です。
1)材料は「市販品」+「規格統一」
2)主要部材は「転用(再利用)」できる計画
3)施工は「ユニット化」+「作業員不足」を見て省力化
4)安全・運搬・設置・撤去・厚生などは「総合的」かつ“イメージアップ”も意識
この型を頭に入れて、各年度の問題を見ていきましょう。

【過去問解説】令和7年度 第一次検定(問題B)No.21(仮設工事計画)

- 回答(すぐ知りたい人用)
-
正解:(4)
この問題のポイント
仮設計画のキーワード(市販品/転用/ユニット化/作業員不足/厚生施設の充実)を正しく埋められるかの確認問題です。
解説(超要点)
・材料は「市販品」を使い、規格を統一する(現場で調達・交換がしやすい)
・主要部材は他工事にも「転用できる」ようにする(コストと段取りが楽)
・省力化=「ユニット化」+「作業員不足」を考慮
・イメージアップを考えるなら、宿舎・厚生施設は可能な限り「充実」
覚え方(ワンフレーズ)
「市販品で揃える→転用する→ユニット化→人手不足→厚生は充実」
【過去問解説】令和6年度 第一次検定(問題B)No.21(仮設工事計画)

- 回答(すぐ知りたい人用)
-
正解:(4)
この問題のポイント
令和6年は「用語の正確さ」+「現場での合理性」で選ぶタイプです。
解説(超要点)
・取扱いが容易=できるだけ「ユニット化」
・材料は「市販品」を使用(調達性・互換性)
・可能な限り「規格」を統一(現場での共通化)
・運搬/設置/運用/メンテ/撤去まで含めて「総合的」に考慮
覚え方(ワンフレーズ)
「ユニット化/市販品/規格統一/総合的」
【過去問解説】令和4年度 第一次検定(問題B)No.21(仮設工事計画)

- 回答(すぐ知りたい人用)
-
正解:(4)
この問題のポイント
令和4年は「仮設は“本体より雑でいい”と思い込む人」を落としにくる問題です。
特に “安全率” と “転用材の扱い” がひっかけになりやすい。
仮設構造物の安全率か。仮設なんだし、本体より割り引いてもいいと思うけど?

こらこら。仮設だからと言ってなめちゃいかん。仮設構造物こそきっちりとした計算が必要なんじゃ。

最終的に形に残らない仮設構造物はとても重要な役割を担っています。足場や仮橋、作業構台など、計算を間違えば一度、作業員の命を奪いかねません。しっかりとその認識を持ちましょう。

解説(超要点)
・材料は市販品で規格統一、主要部材は他工事に「転用」できる計画が基本
・取扱いはユニット化を意識し、現実の「作業員不足」を前提に省力化
・荷重は短期で見る場面が多いが、転用材を使うからといって雑に考えない(条件に沿って適切に判断)
覚え方(ワンフレーズ)
「仮設も“段取り・安全・省力”が命。転用するならなお丁寧に」
今回の用語まとめ|これだけ覚えておこう
・市販品:調達性が高く、交換・追加がしやすい
・規格統一:互換性が出て現場が回る
・転用:次の工事にも使える設計・選定にする
・ユニット化:組立・解体・移設が速い=省力化
・作業員不足:いまの現場の前提条件(省力化が刺さる)
まとめ
仮設工事計画の留意事項は、年度が変わっても問われる本質は同じです。
「市販品で規格統一」
「主要部材は転用」
「ユニット化+作業員不足で省力化」
「運搬〜撤去まで総合的に考える(現場の見栄えも意識)」
この型を覚えたら、同じ系統の問題はほぼ落とさなくなります。
今日が人生で一番若い日です!
すんばらしい1日にしていきましょう!
ご安全に!
みなさんの現場はどんな仮設構造物がありますか?仮囲いなども立派な仮設構造物です。計算書を見たことがない人は一度、どんな計算がされているのか確認してみましょう。


