1級土木施工管理技士 一次検定|【環境】頻出テーマとオリジナル予想問題10選
こんにちは、B監督です!
一次検定の「環境」は、計算なしで点を積める分野です。現場の常識で解けそうに見えるけど、試験はちゃんと罠を仕込んできます。
狙われるのは主にこの4つです。
- 数値のすり替え(7日→14日、5年→3年 など)
- 期限の前後(開始前→開始後、引渡し時→後日 など)
- 届出先の混同(市町村長 vs 警察/労基 など)
- 用語の定義ズレ(特定建設資材、排出事業者 など)
ここをパターンで潰せば、通勤時間のスキマ学習でも勝てます。まずは頻出TOP8からいきましょう。
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過去5年から抽出した「環境」頻出テーマTOP8(ここだけは落とすな)

1)建設リサイクル法(特定建設資材の定義)
結論:特定建設資材は「コンクリート」「アスファルト・コンクリート」「木材」。
ひっかけ:「建設発生土」や「伐採木・伐根材」を混ぜてくる。
2)産業廃棄物とマニフェスト(交付タイミング・保存)
結論:マニフェストは引渡しと同時に交付。写しは5年保存。
ひっかけ:「運搬完了後」「処分終了後」「保存3年」みたいなズラし。
3)建設発生土(副産物の優先順位)
結論:発生抑制→現場内利用→それでもダメなら場外搬出。
ひっかけ:「全部場外に出すのが望ましい」みたいな雑な結論。
4)騒音・振動規制(届出期限・届出先)
結論:特定建設作業は開始7日前までに市町村長へ。
ひっかけ:「14日前」「開始後7日以内」「警察署長」「労基署長」。
5)濁水対策(水質汚濁の基本は“分離”)
結論:清水は分離排水。濁水は沈殿池などで処理して基準遵守。
ひっかけ:「清水で薄めて濃度を下げる」みたいな雑な発想。
6)粉じん対策(散水・シート・洗浄)
結論:散水、防じん、シート、タイヤ洗浄は最初からやる。
ひっかけ:「苦情が来てから対策」みたいな後手スタイル。
7)土壌汚染・油類流出(初動)
結論:異常発見→作業中止→報告→応急処置(独断で処理しない)。
ひっかけ:「自分で処理してから報告」みたいな隠蔽ムーブ。
8)近隣対応(説明・掲示・配慮)
結論:看板、事前説明、作業時間配慮、低騒音型採用など。
ひっかけ:「希望者だけ説明」「効率優先で夜間延長」みたいな炎上ルート。
環境とセットで取れる「安全10問」もこちら
→ 1級土木施工管理技士 一次検定|〖安全〗頻出テーマとオリジナル予想問題10選
オリジナル予想問題10問

1)【建設リサイクル法】
建設リサイクル法に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.特定建設資材廃棄物とは、コンクリート、アスファルト・コンクリート、建設発生土を指す。
イ.受注者は、再資源化等が完了したときは、その旨を発注者に書面で報告しなければならない。
ウ.伐採木や伐根材、梱包材などは、本法における分別解体・再資源化の義務付けの対象外である。
エ.分別解体等は、特定建設資材をその種類ごとに分別して行う。
- 正解は?
-
【正解】ア
【解説】特定建設資材は「コンクリート」「アスファルト・コンクリート」「木材」。建設発生土は含まれない。
【ひっかけポイント】定義に“発生土”を混ぜる。
【現場メモ】「コン・アス・木」以外を足したら疑え。
【関連過去問】R5 第一次検定 B-問17〜20
2)【産廃・マニフェスト】
マニフェストに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.排出事業者は、委託する場合マニフェストを交付しなければならない。
イ.マニフェストは、引渡し後に速やかに送付して交付すればよい。
ウ.写しは、交付日から5年間保存する義務がある。
エ.運搬車は、飛散・流出・悪臭が漏れるおそれのない構造とする。
- 正解は?
-
【正解】イ
【解説】交付は「引渡しと同時」。後送りは不適当。
【ひっかけポイント】“速やかに送付”で誤魔化す。
【現場メモ】ダンプが出る前に渡す。
【関連過去問】R5 第一次検定 B-問17〜20
3)【騒音規制法】
特定建設作業の届出に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.届出には、場所、期間、防止方法等を記載する。
イ.届出期限は、作業開始後7日以内である。
ウ.緊急作業で届出不要となる場合がある。
エ.届出先は市町村長である。
- 正解は?
-
【正解】イ
【解説】届出は開始後ではなく開始7日前まで。
【ひっかけポイント】開始前↔開始後。
【現場メモ】7日前=書類は1週間前に出す。
【関連過去問】R5 第一次検定 B-問17〜20
4)【濁水対策】
濁水処理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.濁水に清水を混ぜて濃度を下げるのは望ましい。
イ.清水は分離して排水する。
ウ.露出面積を必要最小限に抑えるのは有効。
エ.放流基準は一時排水でも遵守する。
- 正解は?
-
【正解】ア
【解説】薄める発想はアウト。濁水量が増えて処理が破綻する。
【ひっかけポイント】“薄めればOK”理論。
【現場メモ】混ぜたら終わる。分けるのが基本。
【関連過去問】R5 第一次検定 B-問17〜20
5)【建設発生土】
建設発生土の有効利用に関する記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.発生抑制に努める。
イ.すべてを現場外搬出することを目標に施工計画を策定する。
ウ.必要事項を整理し、報告できるようにする。
エ.委託は書面契約で締結する。
- 正解は?
-
【正解】イ
【解説】外搬出は最後。抑制と現場内利用が優先。
【ひっかけポイント】優先順位の逆転。
【現場メモ】外に出すほど金とリスクが増える。
【関連過去問】R3/R5 第一次検定 B-問17〜20
6)【振動規制法】
特定建設作業の届出に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.低騒音・低振動型機械を採用する。
イ.届出は作業開始7日前までに警察署長へ行う。
ウ.影響の少ない時間帯を選ぶ。
エ.防音パネル等で拡散を抑える。
- 正解は?
-
【正解】イ
【解説】届出先は警察ではなく市町村長側の整理。
【ひっかけポイント】届出先のすり替え。
【現場メモ】窓口ミスは工程が死ぬ。
【関連過去問】R3/R5 第一次検定 B-問17〜20
7)【近隣対応】
近接施工の環境配慮に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.変状防止や使用空間確保を計画に反映。
イ.排ガス低減に配慮した機械を採用。
ウ.夜間は効率優先で大型機械を全面稼働。
エ.輸送ルートを事前調査し所轄と相談。
- 正解は?
-
【正解】ウ
【解説】近隣配慮を捨てて効率優先は不適当。
【ひっかけポイント】効率で正当化する。
【現場メモ】近隣を敵に回すと現場が止まる。
【関連過去問】R3/R5 第一次検定 B-問17〜20
8)【粉じん】
粉じん対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.乾燥時は散水する。
イ.公道へ出る車両はタイヤ洗浄。
ウ.苦情が出てから対策すればよい。
エ.荷台はシート掛けを徹底。
- 正解は?
-
【正解】ウ
【解説】粉じんは先手。苦情後対応は遅い。
【ひっかけポイント】後追い対応の肯定。
【現場メモ】苦情=現場停止の合図。
【関連過去問】R3/R5 第一次検定 B-問17〜20
9)【マニフェスト】
産廃の適正処理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.状況により元請が排出事業者となる整理が問題になる。
イ.契約は整理して締結する。
ウ.マニフェスト交付は口頭で代替できる。
エ.写しは5年保存。
- 正解は?
-
【正解】ウ
【解説】マニフェストは書面(または電子)で管理する。口頭代替は不可。
【ひっかけポイント】記録の否定(口頭OK)。
【現場メモ】環境は「記録が命」。
【関連過去問】R3/R5 第一次検定 B-問17〜20
10)【埋設物】
埋設物保護に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
ア.台帳と図面を照合して位置を把握。
イ.試掘で確認する。
ウ.必ず労基署の立会いを求める。
エ.管理者と協議し連絡先を決める。
- 正解は?
-
【正解】ウ
【解説】立会い相手は埋設物の管理者(ガス・水道・電気等)。労基署必須は役割混同。
【ひっかけポイント】公的機関名のすり替え。
【現場メモ】埋設物は管理者立会いが筋。
【関連過去問】R3/R5 第一次検定 B-問17〜20
まとめ:環境で失点しない“最短ルーティン”
環境分野は派手ではありません。だからこそ後回しにされがちですが、本番で差がつくのは、こういう地味な4問を確実に取り切る方です。
本日やることはシンプルです。
この10問をもう一周し、間違えた問題だけを潰してください。それだけで合格は確実に近づきます。
現場で積み上げてこられた経験は、すでに十分な武器です。あとは試験の形に合わせて回すだけです。
今日が人生で1番若い日です。すんばらしい1日にしましょう。
ご安全に。
一次の過去問を実際に解いてみよう。
→ 〖過去問解説〗1級土木施工管理技士(一次)|令和7年 問題B No.2/5/7
