転勤族パパの子育て|里帰り出産編

こんにちは!B監督です!
転勤の多い仕事柄、子育てに関しても悩む場面が多いです。
今回は妻と一緒に里帰りした中での出産〜子育てで直面した出来事や、そこから学んだことをシェアします!
ボクの妹が出来たんだワン!

里帰り出産とは
里帰り出産とは、妊娠中の女性が出産に備えて実家に帰り、家族のサポートを受けながら出産や育児を行うことです。
特に、今回、私たち家族にとっても初めての出産ということもあり、妻の不安や緊張を少しでも和らげることができればと思い、里帰り出産をすることとしました。
産婦人科にも早めに里帰り出産を希望していることを相談しましょう。

私たちが里帰りをする上での前提条件
記事を読むうえで下記の内容を覚えていただけると理解しやすいです。
現住所から妻の実家までが遠い。
⇨ドアtoドアで飛行機を利用して、5時間弱かかる。
愛犬がいる。(チワプーの小型犬)
私(夫)の実家は頼れない。。
私(夫)が産前1週間、産後9週間まとまって休みが取れる。
妻の両親から里帰り出産についてOKをもらっている。
私(夫)の仕事が激務のため、妻が妊娠後期時の日常生活のフォローをすることが難しい。
以上、これらを踏まえて以下の記事を読んでもらえたらと思います!
妻が里帰りする前に夫がすること
妻の里帰り出産を前に、夫として何を準備すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。私の実体験をもとに、具体的なステップをご紹介します。
1. 両親学校への参加
多くの自治体では、両親学校やプレママ・プレパパセミナーといった、これから出産を迎える夫婦が学べる無料セミナーが開催されています。私も妻と一緒に参加し、多くの学びを得ることができました。
両親学校で学べる内容
- 妊娠中の妻の体の変化と生活
妊娠期における身体的・精神的な変化や、日常生活での注意点を理解します。 - バースプランについて
出産に向けた計画の立て方や、自分たちの希望を明確にする方法を学びます。 - 母乳育児について(妊娠中からできる準備)
母乳育児のメリットや、妊娠中から始められる準備について知ることができます。 - 赤ちゃんについて
新生児の生理的特徴や、赤ちゃんの「泣き」の意味を理解し、対応方法を学びます。 - 家族の役割
パパとしての役割や、祖父母がどのようにサポートできるかを考えます。
充実の体験学習
- 赤ちゃん人形の抱っこ体験
- おむつ替えの実習
- 妊婦体験ジャケットを使った夫の妊娠体験
出産に備えて本を読んで勉強していたつもりでしたが、専門の先生から直接教えていただくと新たな発見がたくさんありました。特に体験学習は非常に実践的で、おむつ替えの練習をしていたおかげで、出産後もスムーズに対応できています。

2. オンライン交流会への参加
両親学校の後日、プレママ同士・プレパパ同士がZoomで集まるオンライン交流会にも参加しました。
- プレパパ同士で不安を共有
出産を迎えるにあたっての不安や期待を語り合い、共感と励ましを得ることができました。 - プレママからの生の声
「出産後はこんなふうにサポートしてほしい」といった具体的な要望を聞くことができ、夫婦間のコミュニケーションにも役立ちました。
両親学校やオンライン交流会に参加することで、知識だけでなく心構えも養うことができます。これから出産を迎える夫の皆さん、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと家族の絆が深まるはずです。
3. 赤ちゃんグッズの検討

初めての育児では、何を準備したら良いか迷うことも多いですよね。私たち夫婦も同じでしたが、話し合いを重ねて赤ちゃんグッズを揃えることができました。
育児の方針:楽さと協力が鍵!
私の育児方針は「とにかく楽さを優先すること」。一方で、妻の希望をしっかり聞いて反映させることも重要だと考え、夫婦で意見を共有しながら進めました。特に「育児は夫婦のチームプレー」という意識を持つことが、スムーズな準備のポイントだったと思います。
ベビーグッズリストの作成方法
私たちが活用したのは、Amazonの「らくらくベビー マイベビーリスト」でした。このリストの便利なところは、次の点です:
- 共有機能:
リストを妻と共有し、どちらでも気になるアイテムを追加できるので、お互いの意見を簡単に反映できます。 - 後で要不要を整理可能:
欲しいものを一旦すべてリストに入れた後、二人で話し合いながら「本当に必要か」を決めるプロセスが楽でした。
参考にした情報源
また、**「たまごクラブ」**も非常に参考になりました。初心者向けにわかりやすくまとめられており、リストを作る際のベースとして役立ちます。

妻はスヌーピーのグッズだけを見て選んでいました。。。。

記事としての発展性
今回の記事では詳細な購入リストは割愛しますが、どのアイテムが役に立ったか、具体的な使用感などを別の記事でシェアしようと思っています。赤ちゃんグッズ選びに迷っている方は、ぜひそちらも参考にしてください!
初めての育児では、何も意見を言わないと妻に怒られることもしばしば(笑)。ただ、しっかり話し合うことで、お互いが納得できる準備ができました。

夫が妻の実家に行く前にしておくこと
1. 会社への休暇申請

妊娠が判明したら、まず職場に適切なタイミングで報告し、休暇の申請を検討しましょう。私は妻の妊娠が分かった翌週には、直属の上司と所属長に状況を伝え、休暇取得の意向を報告しました。
私は現場のリーダーを務めており、現場や施工の計画、そして今後のキャリアへの影響を考えると、「長期の休暇を取るのは大丈夫だろうか」と何度も悩みました。しかし、仕事以上に家族の大切な時間を優先するべきだと考え、最終的には休暇取得に踏み切ることにしました。
私は出産前の1週間、出産後の9週間、合計約2ヶ月半の休暇を取得しました。会社の制度によっては休暇なのか休職扱いなのかが異なる場合もあるため、妊娠が分かった段階で早めに上司に相談し、必要な手続きについて事務の担当者に確認することをおすすめします。
私の職場では、ほかにも妻が出産した男性職員がいましたが、彼らの多くは2週間程度の休暇しか取得していませんでした。そのため、2ヶ月半という長期休暇を取ることには少し気が引ける部分もありました。しかし、これから同じように休暇を取得しようとする若い世代にとって、私の決断が一つの例や後押しになればと思い、勇気を持って申請しました。

2. 郵便物の配達先住所変更
里帰り出産の期間中、普段利用しているサービスや郵便物の管理が必要です。配送先を変更しておくことで、不在中のトラブルを防ぎ、必要なものがスムーズに受け取れる環境を整えましょう。
私が実際に配達先を変更したもの
- ふるさと納税の定期便
毎月届く「ふるさと納税のお米」などの定期配送は、配達先を里帰り先に変更しました。不在配達が続くと、配達先での保管期間も決まっているので最悪の場合、受け取れない可能性があります。 - 郵便局から届く郵便物
郵便物については、郵便局のオンラインサービス「e転居」を利用し、転居届を提出しました。里帰り期間が終わったら、帰宅後に再度転居届を出せば元の住所に戻せるので簡単です。 - Amazonや楽天市場での配達先住所
育児グッズを購入するのに何度も使用するので、配達先の設定を変えておくことをおすすめします。うっかり前の住所に送ったり、なんてこともありえます。
ワンポイントアドバイス
- 他にも定期便がある場合は、不在の期間に合わせて配達を一時停止するか、住所変更を事前に済ませておきましょう。
- 出産祝いをいただく際、里帰り出産中であることを事前に伝えておくと、ギフトが適切な住所に届き、手間が省けます。
3. チラシお断りステッカーの設置
里帰り期間中に自宅を空ける場合、ポストにたまるチラシ問題も見逃せません。私の場合、賃貸アパートを約2.5ヶ月間不在にしたため、「広告お断りステッカー」を設置しました。
ステッカーを設置する理由
- 郵便箱の管理
長期間放置すると、ポストが広告やチラシで溢れかえってしまいます。 - 防犯対策
ポストが広告で埋まるのは、「この家は長期不在です」というサインになり、防犯上良くありません。ステッカーでチラシを防げば、不在を悟られるリスクを減らせます。
私が使っているステッカー↓
このステッカーは防水仕様で、粘着力も強力です。

100均には売っていません!私も探しましたがどこにもありませんでした。

里帰り中の子育ての実態
里帰り中の私のリアルな生活を共有します。これから里帰りを予定している方や、義両親の家で長期間過ごす予定の方は、ぜひ参考にしてください。
1. 出産前|準備すべきこと
入院グッズの確認
妻と一緒にリストを作り、不足がないか確認。持ち物は入院先の指示を優先。
入院先までの道の確認
陣痛が始まった際、スムーズに移動できるようシミュレーションしました。
陣痛時の対応確認
陣痛が来たらどのタイミングで病院に連絡するか、妻と話し合い。
最後の夫婦の時間
妻の体調が許す範囲で、近場に出かけて美味しいご飯を楽しむ。出産前の「夫婦だけの時間」はこれで最後です。
2. 出産後|妻の入院中
義両親と私だけでの夕飯
義両親との夕飯は気まずさこそありませんでしたが、やはり妻がいるほうが気が楽でした(笑)。
妻との面会
面会時間の開始から終了まで、できるだけ妻のそばにいました。産後の妻は体力的に限界に近い状態なので、できる限りのサポートを心がけました。
産院での宿泊体験
退院前に、私と妻、赤ちゃんで産院に一泊。夜間の赤ちゃんの世話を体験することで、義実家での生活に備えました。この経験があったおかげで、退院後も安心して対応できました。
書類手続きの整理
退院後は、出生届や児童手当、保険証の発行などの手続きを一気に進めました。特に出生届は退院後すぐに役所へ提出しました。
3. 出産後|義実家編
とある1日のスケジュール(例:生後1週間〜3週間の赤ちゃんの場合)

左の画像は私たちが使用しているアプリ
「ぴよログ」の1週間の集計表の画面です。表示する項目の絞り込みもできるので、赤ちゃんがあとどれくらいで寝そうなのかが、予想できます。また、どれくらい今日は寝ているのかの「量」が把握できるので、そこからまだ寝ない、寝るの判断もできます。
下記に記号の説明を載せます。
- 睡眠:薄い青の塗りつぶし
- 母乳:丸いピンク
- ミルク:丸いオレンジ
- おしっこ:水色の四角
- うんち:茶色の四角
- 薬:黄緑の十字架
忙しいというより「暇がない」という感じでした。自由時間は1日2~4時間程度で、その間に家事をすべて済ませる必要があります。睡眠は細切れで、昼間に少しお昼寝しないと夜が持たない状態でした。


次に1日のスケジュール画面をご覧ください。
左側に0〜23まで数字が書いてあり、それが時間となっています。
青色の塗りつぶしが赤ちゃんが寝ている時間です。
すごくないですか。。
私たちが自由に使える時間は、午後の寝ている時間のみです。(午前中は一緒に寝ています。)
その時間で、家事を全てしなければなりません。
出産前に考えていた育児の大変さを余裕で超えてきました。私たちの場合は2人で見ていますが、これを1人で見ているお母さんがいるなんて信じられないと思うぐらいの衝撃でした。
泣き止まない赤ちゃんの泣き声にイライラしたら
どれだけ準備していても、赤ちゃんの泣き声にイライラしてしまう瞬間がありました。オムツも母乳もミルクも対応済み。それでも泣き止まない…。そんなときは、無理をせずパートナーや義両親に頼るのが一番です。里帰り中はそれができる環境にありますから。
一度、妻に「少しイライラしてしまったからお願い」と正直に伝え、別室でブログを書いて気持ちを切り替えました。正直に話すことで妻も驚きつつ「いいよ」と快く引き受けてくれました。こうした小さな休息が育児のストレスを和らげる重要なポイントだと思います。

里帰り中のメリットと課題
里帰り出産を経験する中で感じたメリットと課題を整理しました。これから里帰りを予定している方や、義実家での生活を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
1. メリット
義両親のサポートが受けら得る
里帰り中に最もありがたかったのは、義両親の手厚いサポートです。赤ちゃんのお世話を全面的に手伝ってくれました。
- お風呂の時間
私たちがお風呂に入っている間、赤ちゃんが泣いたら義両親がすぐ抱っこしてくれるので安心してリフレッシュできます。 - 食事の時間
私たちが食事をしている間も赤ちゃんを見てくれるので、ゆっくり食事を取ることができ、とても助かりました。
赤ちゃんが泣くたびに義両親が抱っこしてくれるので、私も妻も本当に助かっています。「助け合う」ことの大切さを実感しました。

親子の時間が増える
もし、休みをとっていなかったら、出産後の妻の大変さも理解できなかったですし、出産後の大変な2ヶ月間の苦労も共にすることができませんでした。そう考えると、夫婦として辛い時期を乗り越えるいい時期を過ごしたなと思います(まだ3週間目ですが。。笑)。そうなるためにも、今後の休暇中も育児に誠心誠意取り組んでいきたいと思います!
2. 課題
義実家での生活でのストレス
義実家では生活習慣の違いからストレスを感じることもありました。特に、自分のペースで動けない場面が多く、多少の居心地の悪さを感じることも。
私は時間ができたら電気屋に行ってリフレッシュしています(田舎なので電気屋くらいしか行く場所がないのが現実…笑)。もしわんちゃんがいれば、散歩を理由に外出するのもおすすめです。

お金の面
義実家に1ヶ月以上滞在する場合(私たちの場合だと妻が4ヶ月、私が1.5ヶ月)、生活費を渡すのが一般的です。私たちの場合、妻から義母に食費として渡しました。義父は「いらない」と言ってくれましたが、妻が「お世話になるから」と気を使ってくれ、無事解決しました。
里帰り中に感じたこと

里帰り出産を通じて、立会い出産や二人三脚での育児、そして義両親の温かいサポートなど、かけがえのない経験を得ることができました。
[私の思い]
職業柄、平日は朝が早く、帰宅も遅い生活が続いていました。そんな中で、休暇を取得してしっかり家族と向き合えたのは本当に良い決断だったと思います。
また、会社の上司や後輩が仕事をカバーしてくれたおかげで、この時間を過ごせていることに感謝の気持ちを忘れません。復職後は、より一層頑張ろうという気持ちでいっぱいです。
[最後に]
家族との時間は、何にも代えがたい宝物だと実感しました。妻と赤ちゃん、そして小次郎(犬)と一緒に過ごせる時間をこれからも大切にしたいと思います。
まとめ
いかかだったでしょうか。今回は里帰り出産についてお話しさせていただきました。
里帰り出産はメリットが多い反面、課題も少なくありません。しかし、サポートを受けることへの感謝を忘れず、ストレスを上手にリフレッシュしながら、家族全員で乗り越えることが大切です。この経験を通じて、親として、夫婦として成長するきっかけにしていけたら素晴らしいですね!
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。次回の記事もお楽しみに!
それでは、ご安全に!
残りおよそ3週間!!全力で走り切るぞ!
