「施工管理を辞めたい」と思った1年目の話|10年目の現場監督が本音で語る
- 施工管理がきつすぎて辞めたい
- 辞めたいけど、辞めていいのかわからない
- 周りで辞めた人がどうなったか知りたい
こんにちは、B監督です。
この記事では、施工管理10年目の私が「辞めたい」と本気で思った1年目の体験と、同期が辞めた後のリアルをお伝えします。辞めるべきか・続けるべきかの判断基準もまとめました。
- 1年目に朝6時〜翌朝3時の生活を経験した筆者の体験談がわかる
- 同期が辞めた後、年収や働き方がどう変わったかがわかる
- 辞めるべき人と続けるべき人の判断基準がわかる
施工管理って、やっぱり辞めたくなるものなんですか?

正直、1年目は毎日「もう無理だ」と思ってた。でも10年経った今、あの頃の自分に伝えたいことがある。

施工管理を辞めたいと思った理由
私が「辞めたい」と本気で思ったのは、入社1年目でした。
当時は残業規制もゆるく、朝6時に出勤して翌朝3時に帰宅する日が1ヶ月続きました。休日もほとんどなく、転職を考える時間すらありませんでした。
今では信じられないような働き方ですが、当時はそれが普通でした。2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用され、労働環境は大きく改善されています。ただ、現場によっては依然として厳しい状況が残っているのも事実です。
厚生労働省の調査によると、土木施工管理技士の3年以内離職率は約17%。大手ゼネコンでも46.8%の社員が月45時間を超える残業をしているというデータもあります。
「辞めたい」と思うのは、あなただけではありません。
あの頃は「辞めたい」と誰にも言えなかった。言える相手もいなかったし、言ったところで何が変わるのかもわからなかった。

辞めたいのに辞められなかった理由
辞めたいと思いながらも、転職活動をする時間も気力もありませんでした。朝6時に出て翌朝3時に帰る生活では、求人サイトを開く余裕すらなかったのが正直なところです。
ただ、1つ救いだったのは人間関係でした。同じ現場の仲間と「みんなで乗り越えよう」という雰囲気があったことが、唯一の支えでした。
結果的に辞めなかったのは、現場が変わったからです。
施工管理は、現場が変われば環境がまるごと変わります。上司も、協力業者も、仕事の進め方も、全部リセットされる。会社を変えなくても「転職したような感覚」になることがあります。
私の場合、1年目の現場が終わって次の現場に移った時に、環境が大きく変わりました。あのまま同じ現場が続いていたら、辞めていたかもしれません。
現場が変われば環境も変わるって、そんなことあるんですか?

会社が変わるようなもんだよ。上司も職人さんも全員入れ替わるから、人間関係もゼロからスタートになる。

周りで辞めた同期のリアル
私の同期で辞めた人は、3〜5年目に集中していました。
辞めた後の行き先は、デベロッパーか家業を継ぐかのどちらかが多かったです。デベロッパーに転職した同期は、年収が上がったと聞いています。
Yahoo知恵袋にも、施工管理を辞めた人の体験談が多く投稿されています。
辞めてよかったと感じている人の声としては「休日に電話が鳴らない」「ゆっくり眠れるようになった」「めまいが消えた」といったものが目立ちます。
一方で、転職先によっては年収が下がるケースもあります。異業種に転職した場合、2〜3割の年収ダウンを覚悟する必要があるという声もあります。同業での転職であれば、年収が上がるケースが多いようです。
辞めること自体は否定しない。ただ、「どこに行くか」で結果はまるで違う。同業で環境を変えるのか、異業種にチャレンジするのかで、年収もライフスタイルも大きく変わる。

10年続けた結果、年収はどうなったか
私は施工管理を10年続けました。
1年目の年収は約600万円。当時は「これだけ働いてこの金額か」と思っていました。
10年目の今、年収は1,000万円を超えています。
施工管理は「稼げない」と思われがちですが、経験と資格を積み重ねれば、しっかり稼げる職種です。1級土木施工管理技士を取得すれば監理技術者として配置され、会社からの評価も大きく変わります。
ただし、これは「続けた人」の話です。全員がこうなるわけではありません。辞めることで年収が上がった同期もいますし、続けるだけが正解ではありません。
大事なのは「辞めたい理由」が環境のせいなのか、仕事そのものが合わないのかを見極めることです。
辞めるべき人・続けるべき人の判断基準
10年やってきて思うのは、施工管理には向き不向きがはっきりあるということです。
続けた方がいい人
自分が中心となって物事を動かすのが楽しいと思える人は、施工管理に向いています。全ては自分次第です。現場を仕切り、人を動かし、形あるものを作り上げていく。その達成感にやりがいを感じるなら、続ける価値があります。
また、今の「辞めたい理由」が特定の現場や上司に起因しているなら、まず現場が変わるのを待ってみてください。環境が変われば気持ちが変わることは珍しくありません。
辞めた方がいい人
1人でもくもくと仕事をしたい人には、施工管理は向いていません。
施工管理は調整業務の連続です。施主、設計、協力業者、上司、近隣住民。あらゆる人との間に立って、板挟みになりながら物事を前に進める仕事です。コミュニケーションそのものがストレスになるなら、無理に続ける必要はありません。
また、心身に異常が出ているなら、すぐに行動してください。「慢性的な頭痛が続いている」「食事が取れない」「眠れない」「涙が出る」。こうした症状は体からのSOSです。
心身に異常が出てるのに「もう少し頑張ろう」って思ってました…。

仕事の穴は誰かが埋めてくれる。でも、あなたの体と心は自分にしか守れない。限界を感じてるなら、遠慮なく逃げていい。

それでも辞めたいなら
ここまで読んで、それでも辞めたいと感じているなら、まず「どこに行くか」を考えてください。
勢いで辞めてから転職先を探すのは避けた方がいいです。在職中に情報収集を始めることをおすすめします。
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まとめ
「施工管理を辞めたい」と思うことは、おかしいことではありません。
私自身、1年目に朝6時〜翌朝3時の生活を経験し、本気で辞めたいと思いました。でも現場が変わり、環境が変わり、10年続けた結果、年収は1,000万円を超えました。
辞めるのも正解、続けるのも正解。大事なのは「自分に合っているかどうか」を見極めることです。
中心で物事を動かすのが楽しいなら向いている。もくもく作業がしたいなら向いていない。心身に異常が出ているなら、迷わず行動してください。
