土木工事における発注者との立会いの重要ポイント

こんにちは。B監督です!
今回は、土木工事における発注者との立会いについて解説します。
立会って何?どんな目的で行うの?

立会いと何か?
立会いとは、発注者が工事の進行状況を確認し、適正に施工が行われているかチェックする場のことです。
発注者は、仕様書や設計図に基づいて、工事が正しく進んでいるかを確認します。
私たち施工管理者は、その場で進捗や品質について説明する責任があります。

通常、立会いを要する項目は、仕様書や管理要領に明記されている。施工管理者は、工事の進捗と並行して、立会いの準備や対応も行う必要があんだズ。

立会いの目的
立会いの目的を一言でまとめると
「発注者と施工管理者が現地で施工状況を確認し、問題を未然に防ぎながら、工事の品質と安全を確保すること」
また、立会いは発注者との信頼関係を築く場でもあります。スムーズな立会いを繰り返し行うことで、発注者からの信頼を得て、今後の工事を円滑に進めることができます。

立会いをスムーズに進めるポイント

事前準備
- 立会い時刻の確認
⇨施工進捗を考慮し、発注者に立会い時間を事前に伝えましょう。 - 立会い員の確認
⇨発注者側の誰が来るのかを把握しておくと、当日のやり取りがスムーズになります。 - 立会書類の準備
⇨出来形確認用の調書や資料を準備しましょう。自主検査値もいれておきます。
※値が記入されていない白紙の紙も用意しておくと、記入ミスなどがあったときにさっと出せてスマートです。 - 材料、出来形値の事前確認
⇨測定ポイントを事前に確認し、測定値を赤鉛筆でマーキングしておくとミスを防げます。 - 協力会社への周知
⇨立会いのスケジュールを協力会社に前日までに共有し、作業を調整してもらいましょう。 - 工具・人員の手配
⇨必要な道具や人員が揃っているか、事前に確認を!
当日の対応
- 朝礼での立会い時間・場所の周知
- 発注者との積極的なコミュニケーション
⇨工事内容に関する話題を中心に、雑談も交えて信頼を深めましょう。 - 指摘事項の即是正体制の確保
⇨配筋や型枠検査での指摘事項に即座に対応できるよう準備しましょう。 - 記録を残す
立会い調書にサインをもらい、後日確認できる形で記録を残しましょう。
同じ指摘事項は繰り返さないように、記録を残しておくと自分の財産になりますよ。

立会い後の資料整理
提出様式が発注者ごとに異なるので、仕様書を確認して当日中に処理しておくことをオススメします。
まとまって処理をすると、あれ?ここおかしくない?って思ったときには3ヶ月前に施工したところで、対応できない。。なんてこともありえます。
すぐ処理を行うことで不具合の早期発見にも繋がります。
よくあるトラブルと対策

1. 自主検査値と立会値の不一致
これは若手職員が起こしやすいミスで、自主検査で測ったポイントと別のポイントを測ったために〇〇mm程度の誤差が生じることがあります。
型枠検査や出来形確認などで5mmほどズレが生じた場合、自主検査をしっかり行なっているのか?と発注者から疑われる可能性があります。そうすると、私たちの自主検査の値を信用してくれなくなり、自主検査を全て発注者に確認されるようになり、立会いに通常より時間を要することになります。
なので、自主検査の測点と立会い時の測点は必ず同じ場所で測れるようにマーキングする。さらに、値を赤鉛筆で書いておくことをオススメします。
立会い時間までに準備が間に合わない
工程が逼迫していると、午前中に型枠組み終えて、午後から立会いをすることがあります。
10時ごろに現場を確認すると、とても午前中に完了できる進捗ではありませんでした。午後に間に合わすため、協力会社と調整している間に立会いの時間が来てしまい、発注者側の施工管理員を待たしてしまった。。
発注者側の施工管理員は、自分たちの工事だけではなく、他工事の検査も受け持っている可能性があります。そのため、時間がずれると他の工事に迷惑をかけたり、最悪自分たちの立会いも受けれないことも考えられます。
立会い時間をずらさないためにも
- 協力会社に立会い時間をしっかりと伝え、施工をそれに間に合わせるようにする。
※当然、無理な工程を押し付けることはしていけません。 - 余裕をもった立会い時間を設定する。
万が一、時間が遅れそうな場合には、すぐ発注者側の施工管理員に連絡しましょう。
「時間が守れない」印象を与えると、信頼を損ねる原因になります。

まとめ
立会いは、工事の品質を確保するために欠かせない重要な場です。発注者との信頼関係を築き、スムーズに工事を進めるためにも、入念な準備と柔軟な対応を心掛けましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。次回の記事もお楽しみに!
それでは、ご安全に!
立会いは、施工管理者にとって避けては通れない大事なイベントです。でも、事前準備をしっかり行い、当日は自信を持って対応すれば大丈夫!信頼を積み重ねて、発注者から「この現場は安心だな」と思われる管理者を目指しましょう!
